SAT第2編集部

弊社から８月２７日
「戦後の日本戦車」
が発売されます！


SATマガジン9月号別冊
著者：古是三春・一戸崇雄
判型：B5サイズ(SATマガジンと同じ)
ページ数：176ページ
価格：2,980円(税込)


太平洋戦争後、戦中の戦車技術と戦後、朝鮮戦争でのアメリカ軍車輌の
修理、警察予備隊、保安隊、自衛隊と米軍から供与された戦車の整備から
ノウハウが蓄積され戦後初の国産戦車である61式戦車が誕生する
それから74式戦車、90式戦車と世界レベルを凌駕する戦車を生み出し
今、最新の新戦車TK-Xが公開された
順調なら来年から配備される予定である
これら日本の戦車の開発経緯からメカニズムまで写真・図版を多用して詳細に解説してあります
ぜひともご一読をお願いします。


本著の一番の見せ場は61式、74式戦車の内部写真である
今回特別に展示車輌の内部取材の許可でたのでした
61式戦車はすでに退役しており、一部、駐屯地にモニュメントとして設置されていたりするが
すでに内部はがらん胴状態のモノがほとんどらしい
74式戦車は現役車輌なので取材許可が下りないと思っていたが幸運にも許可がでました
74式は試作車輌でおそらく1974年からずーと野外で展示されてたと思うので……

61式戦車も北京五輪前に需要が高まり、クズ鉄として大量に処分されたそうです
もったいない……

日本では敗戦後、軍事については、アレルギーというか、敬遠されがちであるが
それとは別の次元で、その当時のひとつの技術の結晶というか到達点として
後世に残しておくことも重要なことではないだろうか？
「戦後の日本戦車」で各戦車を解説しておりますが
どの戦車も開発経緯や技術的問題の解決など「プロジェクトX」並みの
苦労話があり、大変興味深かった
1000年の昔の話ではなく、ほんの何十年前のことなのに
その実物が本や写真でしかみれないというのは残念だと思う。

数輌くらいは完全稼働状態で残しておいてほしいと思うのは私だけ？
今回取材させていただいた61式は、まだまだよい状態。
ぜひともこのまま朽ち果てさせないで動く状態に維持してほしいと思う
予算やら人員の問題はあるのでしょうがね……
今回の取材で戦車に乗ってみて、完全状態(砲、銃は使用不可で)で
残しておいてほしいと切に思いました
74式戦車も退役が始まっているそうだが、今度は保存のことも考えてほしいと思う


世界の傑作機といわれる零戦も日本にはほとんど残っていない
その他の機種は皆無
戦車も船も復興のためにクズ鉄にされ再生というのもわかりますが
ちょっとさびしいと思うのは私だけ？
甲冑や刀、槍などは残っているのにねー


今回、取材させていただいたところです



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価格1,580円
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